2024年07月

新しく家族にお出迎え♪

こんにちは❗ かせやま動物病院の看護師の梶田です😀

私事ですが、今年3月に念願のわんこを家族に迎えました❗

実家暮らしの頃はたくさんの犬猫に囲まれて生活していたので、

いつかはわんこを家族に迎えたいとずっと思っていました✨

やっと、その夢が叶いました🎵

 

迎えたのは保護犬のトイプードル推定5歳と6歳の女の子2匹です❗

2匹は繁殖引退犬で、保護されたときはボサボサで、ボロボロの状態でした…

*繁殖引退犬…子犬を産ませるためにブリーダーのもとで飼育されてきた親犬

   ←保護当初

保護団体さんの元での生活を経て、私達家族の元へやって来ました❗

 

名前はみえるしゅくると名づけました🎶

←我が家にやってきた日

 

先日、当院でしゅくるの避妊手術をしました❗

これまで避妊手術は何度も見てきましたが、

我が子の手術にちょっぴり緊張してしまいました💦

我が子を手術に送り出す飼い主さんの気持ちを改めて実感しました…

それと同時に、動物と飼い主さんに寄り添える動物看護師でありたいと再認識しました❗

←術後

しゅくるの避妊手術は癒着がひどく、出血もあり、

普通の避妊手術より時間のかかる手術になりました😅

 

避妊手術は若いときに行うことで、

子宮蓄膿症・卵巣腫瘍・乳腺腫瘍等の病気のリスクを減らすことができます❗

しゅくるのような事態も防ぐことができます❗

妊娠・出産を考えていない場合には生後半年を過ぎたら

初めての発情を迎える前に行えるといいですね。

男の子の場合でも、前立腺肥大・精巣腫瘍・肛門周囲腺腫等の病気の予防になります。

わんこを家族に迎えた際には避妊手術、去勢手術の検討してみてください😊

人とペットの災害対策

忰山動物病院の井上です😀

最近では全国的に災害が多く発生し、災害への備えをされている方も多いかと思います❗

幸い私は被災したことはまだありませんが、備えの大切さはテレビやネットなどで見て十分理解し、

我が家でも8年ほど前から少しずつ揃えています👍

今回は、その一部をご紹介します❗

 

1. 避難バッグ

2人用の防災バッグと、車に置いておく用の小さいバッグを用意しています。

8年前は子どもが小さかったため、オムツやベビーおやつ、玩具、離乳食なども

入っていました。

その時の家族のニーズに合わせて物を入れ替えています❗

 

2. 食品

レトルト・カップ麺・お菓子、飲み物(個人的にカルピスの原液は水さえあれば作れますし、

毎日子どもが飲むため多めにストックしています)などはローリングストックで普段食べている物を

非常食とし、サバイバルフーズ(25年保存)、保存パン(3年半と5年保存の物)、

5年保存水、アルファー米のおにぎりや缶など揃えています❗

  

  

未開封であれば、ミネラルウォーターは賞味期限を過ぎても飲めることがほとんどだそうです。

値段の高い5年保存、10年保存水を沢山買うよりローリングストックで

1週間ほどの備蓄がある方がいいかもしれません❗

不安なら生活用水へ回してもいいですね👍

 

3. その他

・紙類(ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ペットシーツ、お皿、コップ、ラップなど)

・非常用トイレ

・懐中電灯(すぐ使える様にベッドサイドに蓄光テープを貼った懐中電灯に、笛を付けて置いています。

また防災バッグに、ラジオ・充電・ライトが一体型で手動でも充電出来る防災用品が入っています。)

 

・2階で地震が起こった時用の靴

・簡易救急箱

・ポータブル電源+ソーラーパネル

・生活用水    浴槽の水は朝まで貯めています。

ポリタンクにも少量ですが保管しています。

我が家には井戸水があるので、停電してもポータブル電源でポンプが動けば使用できないかな❓

と考え中です❗

 

4. ペット

我が家は猫2匹と暮らしています🐱

ハザードマップ的には災害リスクが比較的少ないエリア(白色)なのと、

家の性能から同行避難は考えていません❗

窓はトリプルガラスを使用していて、ガラスが何層にも重なっているため強度もあり、

割れても普通のガラスのように破片が飛び散らないはずですが、もしもの脱走に備え、

一匹ずつケージに入れる予定です❗

普段から使用しているのでストレスなく入ってくれます。

猫達はペットシーツのみでもトイレが出来るため、断水になっても

ある程度清潔に保つことができます💯

お気に入りのおもちゃとして興奮やストレスの緩和、幸福感、活発になるなどの効果のある

安全性の高いキャットニップというハーブの入ったおもちゃなども用意しています😊

 

また、フードも多めに備蓄しています❗

処方食を食べている子や薬を飲んでいる子は、物資がなかなか届かない事があると思いますので、

より準備が必要ですね。

災害時はペットと同行避難が推奨されています。

 

しかし、安全な場所に一緒に避難するという事なので、その後の同伴避難は自治体、

提供出来る場所の確保が出来るかなどで変わります❗

同伴避難とは、車中泊・同室避難・人と動物の生活スペースを分け、

ケージや柵で囲った専用スペースを用意するなど様々なことを指します。

 

環境省が出している、人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼主編>を参考にして用意する物、

ご自分の地域の避難所の事など、事前に調べておきたいですね。

 

マイクロチップ・ノミやダニの予防・ワクチン接種・ワンちゃんを飼われている方は、

狂犬病予防注射接種・フィラリア予防・しつけトレーニング・トイレトレーニング

(オムツやマナーベルト着用)・ケージトレーニング・首輪・胴輪・リードはくたびれていないかなども

チェックしておく必要があります❗

 

防災用品は値段も高額であったり、保管場所も必要になるため、急に全て揃えるのは難しいと思いますが、

色々な方がアイディアや応用の仕方、知恵を掲載してくれていますので、まずは色々見て、

自分に必要な物は何か、ニーズに合わせて備えていけたらいいですね😉

 

国では3日~1週間分の備蓄を推奨していますが、本当にこれだけで良いのかと不安になりますよね。

動物を飼っているなら尚更まず人間が助からないと、家族を助けることが出来ません❗

また災害を体験し、トラウマになるのは人間だけではありません。

災害と心のケアをする上で、少しでも不安を減らせられるよう日頃からのスキンシップ、

備えが大切だなと感じました❗

全ては書けていませんが、少しでも参考になれば幸いです。